HOME >車はこうして直します>分解・脱着・板金
事故などで、大切な愛車に傷、へこみ、ゆがみなどができてしまった場合、まずは板金という作業を行います。へこんだ箇所を微妙な力加減で叩いて直したり、磨いて傷を目立たなくするなど、元の状態に戻すための熟練の技が必要とされます。
大きな事故などでひずみやゆがみを生じた車はフレーム修正機と呼ばれる機材を用いて慎重に修復作業が行われます。修理箇所周辺の部品を分解・脱着し、板金・溶接を行ってフレームの損傷・ゆがみをしっかりと修正していきます。フレームのゆがみは走行や車体強度にも影響が出ますので、プロによる板金技術によって、安心安全な修理作業が必要となります。
ぶつけてしまったあなたの愛車のへこみなどは、スポット溶接機と呼ばれる機材を用いてへこみを引き出したり、また板金工具を用いて車体のへこみ箇所を叩き出したりしながら、復元していきます。ある程度の引き出しを行いながら、パテ成形ができる状態まで板金を慎重に行っていきます。
キズや軽度なへこみについてはサンダーと呼ばれる工具を用いて修理箇所の塗膜を研磨し、パテ付けができる状態まで下地調整を行っていきます。
鋼板にひずみを与えないよう、サンダーの使用方法についても力の入れ加減や回転数など気を使ったプロの作業となります。